佐野氏「たった一人の生還 」を読了する。
内容は、1991年12月29日午後8時ころ、小笠原諸島沖で、
暴風雨のために外洋ヨットレースに参加していた「たか号」
が突然転覆してしまった。巨大な崩れ波だった。
そして艇長の死。
残された6名は、救命ボートに乗り移り、あてどない漂流がはじまる。
しかし、クルーは衰弱して、次々に死んでしまう。
27日間にわたるこの壮絶な闘いは、たった一人生きて還ってきた
著者が、仲間たちのために書き残した鎮魂の記録である。。。
というもの!
ヨット歴50年の友人に借りた本である。この亡くなった人を含め
レースには多くの友人がいた話を聴いていたので、何度もこの本を
読んだのか、だいぶ擦れていた。
本物の話は臨場感が半端でなく、一気読みをした。そしてこの本は
大切な友人にも読んでほしいと思ったので船仲間には、新たに買って
ギフトをしようと思いました。