両名の「過剰な二人」を読了する。
内容は、16年間の絶縁期間を経て、また、二人の関係が
始まった。二人は、いかにしてコンプレックスと自己顕示欲
を人生のパワーに昇華させてきたのか。
才能を見出し、見出され、また刺激し、磨き上げていく
編集者と作家の関係が、濃密な名言の応酬となって一冊に
凝縮された、文学史上前例のない、とてつもない人生バイブル!
となっている。
所謂、仕事が趣味と同義語になっている二人のお話しとなり
サラリーマンの現状や未来に陰があるような人には、刺激として
良いのではないか、ただ、所ジョージ氏や開高健氏のような
明確な趣味性のある人が好きな人には、少々向かないような
気がします。。。